あかちゃんが生まれて、1か月。
長いようで、あっという間でした。
毎日が手探りで、
泣いて、飲んで、寝て、起きて──
そんな小さなサイクルを繰り返すうちに、
気づけばあかちゃんとのリズムも、少しずつできてきた気がします。
近くで、いつもふがが見てくれていました。
最初は距離があったけど、
今ではあかちゃんの近くでそっと寄り添ってくれることも増えました。
生後1か月で感じた、
あかちゃんの成長と、ふがの暮らしの変化を、
今日は記録しておきたいと思います。
生後1か月のリズム(前半2週間)
生後1か月。
ようやく、あかちゃんとの生活に小さなリズムが生まれ始めました。
私は産院を退院してから、2週間ほど育休を取得し、仕事をお休みしました。
初めのうちは、3時間おきにミルクを飲ませたり、おむつのチェックをしたりする毎日。
「なぜ3時間おきにミルクをあげるのか」と疑問に思っていたけれど、
新生児のうちは胃の容量が50mlほどしかなく、
たくさん飲ませすぎると胃に負担がかかるため、
こまめに飲ませる必要があると知りました。
ちなみに、1か月頃になると、あかちゃんの胃袋は2~3倍に成長するそうです。
育休中の2週間は、3時間おきにミルクを飲ませるために、
アラームを2時間半ごとに設定して、ミルクを作る準備をしておき、
3時間おきに飲ませるサイクルを繰り返していました。
一見、トータルの睡眠時間は十分に取れているように見えますが、
途中で起きて、寝て、また起きて――を繰り返すと、睡眠の質が下がります。
すっきりしない朝、ふらふらしながら過ごす昼。
日中も睡魔と戦いながらなんとか過ごしていたのが、この頃の正直な記憶です。
生後1か月のリズム(後半2週間)
育休が明けて、仕事が始まりました。
正直、「育休中に生活のリズムを整えよう」と思っていたけれど、
実際には、その日その日をなんとか過ごすことで精一杯でした。
むしろ、リズムが掴めてきたのは、後半の2週間だった気がします。
あかちゃんは、少しずつミルクを飲む量が増えてきて、
1回あたりの授乳間隔が、徐々に長くなってきました。
夜中に起きる回数も、だいたい午前4~5時に1回ぐらいになり、
私たちも少しずつ、まとまった睡眠をとれるようになりました。
夜中に起きるのが1回になるだけでも、身体への負担はだいぶ軽く感じます。
「寝られる幸せ」をこの時期は特にかみしめていました。w
以前の記事でも書いたように、
この時期はふがとの時間が本当に減っていました。
あかちゃんのことで精一杯で、
ふがにかけてあげられる時間や気持ちの余裕が、どうしても持てませんでした。
ふがが鳴いたり、いたずらをして、気を引こうとしてくれていることは分かっていても、
それでも、ちゃんとふがに向き合ってあげられなかった日々。
今となっては、本当にふがに申し訳なかったと思います。

ふがとの暮らしの変化
あかちゃんが生まれて、
ふがの暮らしも、少しずつ変わっていきました。
最初は明らかに戸惑っている様子がありました。
あかちゃんに近づくこともなく、静かに距離を取っていました。
私たちがあかちゃんの泣き声に反応して構いっきりになってしまったのもあり、
ふがは様子を見ながら、あかちゃんが静かな時にそっと鳴いて気を引こうとしてくれていました。
でも、あかちゃんがまたすぐに泣いてしまう。
結局ふがと向き合える時間はなかなか取れませんでした。
それでも、ふがなりにあかちゃんを理解しようとしてくれているように思います。
ふがは近づきはしないものの、あかちゃんが泣いても離れたりはせず、
一定の距離を保ちながらも、じっと見守っている姿がありました。
そんな姿を、何度も見かけるようになりました。
まとめ
生後1か月、あかちゃんとの暮らしは想像以上に大変でした。
「ただ生きる」ことに精一杯な日々でした。
正直、育休については2週間ではなく1か月取得すればよかったと思っています。
それでも、少しずつ授乳の間隔が長くなったり、
夜に寝る時間を確保できるようになったことで、
ほんのわずかな変化かもしれませんが、私たちの生活が少しずつ整ってきました。
ふがはふがで、ちゃんとこの変化を見てくれていた気がします。
あかちゃんが泣いても逃げずに見守り、
スリスリもせず、声も出さず、でもずっとそばにいてくれる存在。
きっとふがなりに、私たちの暮らしを受け入れて入れているんだと思います。
ふがが、ちゃんと新しい家族を受け入れようとしてくれている。
そして、私たちもまた「親として」「飼い主として」、少しずつ育ててもらっているのかもしれません。
まだまだこれからだけど、
”この一緒に過ごす時間”を、今日も大切に抱えていたい
そんな気持ちを記録として残しておきたくなった1日でした。
